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雑記

【読書】立花隆「宇宙からの帰還」

「宇宙からの帰還」は、立花さんが昭和56年に「中央公論」で発表し、昭和58年に単行本、昭和60年に文庫本として発刊された本です。ちょうど私が大学生だった頃です。
海まで5分!

海士町・菱浦湾の『燐光』~小泉八雲がみた夜光虫

八雲は穏やかな菱浦湾を「鏡ヶ浦」と名付けましたが、岡崎旅館からの眺めや菱浦での想い出について、「縁側からは波止場の石段へ緩やかな冷たい光と砕ける入江の浪を―美しい燐光を―眺めることが出来、・・・」と記しています。
海まで5分!

幕末の悲しい歴史『残念さん』と桜

海沿い(国道2号線沿い)に咲くこの立派な桜の木について、私は以前から立派な桜の木だな、と気になっていました。そして2022年の春に桜の写真を撮ったとき、お墓と、墓石に「宮津藩士 依田伴蔵の墓」と書いてあることに気づいたのです。
情報.研究@海

「わかりやすさ」と「正確さ」~研究の説明は難しい

研究という仕事をしていると、しばしば一般の方に自分の研究内容について説明をする(しなければいけない)という場面に遭遇します。実はこれが結構難しいのです。
海まで5分!

海に惹かれた理由

「初めて見た海の記憶」に書いたように、小学校時代までの私は、海に対してあまり良い印象を持っていなかったように思う。 それでも私が海に惹かれるようになったのは、小学校高学年以降に「テレビ」や「本」「音楽」などを通して間接的に触れた「海」のイメージに強く影響を受けたためであろう。 この記事では、「テレビ」「本」「音楽」のそれぞれで印象に残った「海」について紹介をする。 テレビで見た「海」 湘南の海 子供の頃から勉強より遊ぶことの方が好きだった私は、遊びながらその行動範囲を徐々に広げていった。 小学校の高学年頃になると友達と自転車で相模湖に行ったり、奥多摩の
情報.研究@海

「生命」と「自然環境」について

本ブログの記事「海と宇宙の共通点?」の中で、海と宇宙の共通点として「どちらも人間にとっては過酷な環境である。」と書きました。 しかしこれはあくまでも、地球の中でも「陸上」で生活をしている人間からの視点にすぎません。人間だけではなく「生命」というもっと広い視点で見た場合、海と宇宙は全く異なった環境です。 すなわち海は地球における生命の源であり、現在も生命に満ちた場所ですが、宇宙は生命にとって「死」の場所です。 この記事では「生命」と「環境」という視点から、海における生命について紹介します。 生命の星「地球」(Blue Earth) 本ブログでも紹介した、立花隆
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